データセンター
インターネットの仕組み
光ファイバ・5G・衛星——データはどう届くか
全15本
あなたのメッセージは、小さく刻まれて世界の網を渡っていた
送信ボタンを押した瞬間、データは小さな「パケット」に分割され、基地局や光ファイバー、複数の事業者の網を何度も乗り換えて相手に届く。インターネットがどうつながっているのか、その全体像を1枚の地図にまとめ、どこから読めばいいかを案内する。
記事を読む 光ファイバーの仕組み光ファイバーは、光を閉じ込めて遠くまで運んでいた
髪の毛ほどの細いガラスが、なぜ大量のデータを遠くまで運べるのか。秘密は「全反射」——光を外へ逃さず内側で跳ね返し続けるしくみだ。光ファイバーの構造と、光が漏れずに進む原理を図解する。
記事を読む 相互接続・DNSインターネットに「中心」はない。会社どうしが直接つなぎ合っていた
インターネットを束ねる本社や中央サーバは存在しない。世界中の通信事業者が、IX(相互接続点)で互いに直接つなぎ合うことで一つになっている。無償のピアリングと有償のトランジット、そして名前を住所に変えるDNSのしくみを図解する。
記事を読む 通信網・冗長性ケーブルが1本切れても通信が止まらないのは、道を二重に張っているからだった
地震や事故でケーブルが切れても、日本の通信はめったに止まらない。NTTが全国に張り巡らせた中継網は網目状に二重化され、1ルートが切れると自動的に別ルートへ迂回する。日本の通信を「止めない」しくみを図解する。
記事を読む レイテンシ・遅延の正体海外のサイトが遅いのは、回線のせいではなく光の速さの限界だった
光回線にしても海外のサイトが一瞬もたつくのは、契約の速度(帯域)とは別の「遅延(レイテンシ)」のせいだ。信号は光ファイバーの中を秒速約20万kmでしか進めず、地球の裏まで往復すれば物理的に時間がかかる。速さの正体と、CDNがその限界をどう回避するかを図解する。
記事を読む CDN・動画配信Netflixは日本に動画をためている。海底ケーブルを混ませない仕組み
NetflixやYouTubeを見ても、その映像は毎回アメリカから届くわけではない。人気の動画はあらかじめ日本国内のサーバーにため込まれ、海底ケーブルを跨がずに配信される。CDN(Open Connect・Google Global Cache)の仕組みを図解する。
記事を読む Wi-Fi・家庭内ネットワークWi-Fiが遠くの部屋で遅くなるのは、周波数の宿命だった
家のインターネットは、外の光回線がONUとルーターを通り、Wi-Fiの電波や有線LANで各機器に届く。そして「2階だと遅い」のには物理的な理由がある。家庭内ネットワークの仕組みと、2.4/5/6GHzの違い、Wi-Fiの世代を図解する。
記事を読む モバイル通信・4G/5G/6G電波が飛んでいるのは、スマホと基地局のあいだだけだった
遠くの相手と話すとき、電波がずっと空を飛んでいるわけではない。最寄りの基地局まで電波で届けたら、あとは地上の有線網を通り、相手の近くの基地局から再び電波で届く。電波の旅と、4G・5G・6Gの違い(周波数・電波の届き方・必要な基地局数)を図解する。
記事を読む 次世代通信・テラヘルツ5Gの先の6Gは、電波と光のあいだの“未開の地”を使う
6Gの主役候補が、これまでほとんど使われてこなかったテラヘルツ波だ。電波と光のちょうど中間にあるこの帯域は、桁違いに速い通信を可能にする一方、まっすぐにしか飛ばず、壁や雨に弱い。その性質と、通信を超えた使い道を解説する。
記事を読む 衛星通信・Starlink宇宙のレーザー網は、光ファイバーより速く地球の裏側へ届く
従来の衛星通信は、はるか遠い静止軌道を使うため遅かった。Starlinkは地球のすぐ上の低軌道を多数の衛星で覆い、衛星どうしをレーザーでつなぐ。真空を進む光はファイバーより速いため、長距離では宇宙の網が光ファイバーに勝つこともある。衛星通信の仕組みを3Dで解く。
記事を読む 光トランシーバ・DCネットワークAIラック間の通信が1年で400Gから800Gに変わった、光トランシーバの正体
データセンター内でサーバーとスイッチをつなぐポートには、電気信号を光信号に変える「光トランシーバ(光モジュール)」が挿さっている。AIクラスタの規模拡大がこの部品の速度競争を加速し、400G→800G→1.6Tへの移行を引き起こした。仕組み・形状・変調方式・主要メーカーと市場を解説する。
記事を読む AIインフラ・ネットワークAIの学習速度を決めるのは、GPUより“つなぎ方”だった
AIの学習は、何千ものGPUが力を合わせる総力戦だ。だがGPUをいくら増やしても、それらをつなぐネットワークが遅ければ、性能は出ない。GPU間の“つなぎ方”こそが、AIの学習速度を左右する。InfiniBandやNVLinkといった技術を、やさしく解説する。
記事を読む 耐量子計算機暗号・PQCいま盗まれた暗号データは、10年後にまとめて解読される
量子コンピューターが実用化されると、いまインターネットを守っている暗号(RSAなど)は破られる。だから攻撃者は「先に盗んで、解読できる日まで保存する」。この脅威に備える新しい数学の暗号がPQC(耐量子計算機暗号)で、標準はもう決まり、ChromeやiMessageでは静かに使われ始めている。
記事を読む 量子暗号・QKD盗聴すると必ずバレる通信が、もう実用化されていた
光の粒(光子)に暗号の鍵を載せて送る「量子鍵配送(QKD)」。盗み見ると光子の状態が変わるため、盗聴があれば必ず検知できる。量子コンピューターが既存の暗号を脅かす時代に備える、その仕組みと最前線を図解する。
記事を読む 次世代通信・6GKDDI、6G候補の7GHz帯で下り3.6Gbpsを達成——サムスンと屋外実証、電波を“Sub6並み”に飛ばす新技術
KDDIとKDDI総合研究所は、サムスン電子の研究部門と共同で2026年8月18〜20日、韓国ソウルで6G候補周波数帯「7GHz帯」の屋外実証実験を行った。100MHz幅での下り通信速度として世界最高水準の3.6Gbpsを達成し、Sub6基地局と同水準のエリアカバーも確認したという。
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