最新の続報2026年8月9日半導体は8日、自動車は22日で分かれた——熊本地震まとめ、明暗を分けたのは建物の頑丈さではなかった
8月1日は土曜日で、熊本の半導体各社から新しい発表はない。しかし政府が示した一次情報は、来週に予定される複数の再開日程が何の上に成り立っているかを明らかにした——水と電気である。断水は最大約108,100戸から約71,000戸まで減ったが、なお熊本県内10自治体に残り、政府は「電源車による電力供給体制」の維持を関係機関に指示した(国土交通省・首相官邸・2026年8月1日)。

本記事は「前日31日時点の続報」に続く、地震5日目(8月1日朝)時点の状況整理である。「3日目の続報」や「発生当日の速報」とあわせて参照してほしい。土曜日にあたる8月1日は、各社からの新しい公式発表が確認できなかった。しかし国土交通省の被害状況第14報と、7月31日に開かれた首相官邸の非常災害対策本部会議という2つの政府一次情報が、来週予定されている工場再開の前提条件を具体的に示した。

【8月3日追記】 地震7日目となる8月3日時点の状況(国土交通省による八代港の代行管理・九州新幹線の8月中再開困難・東京エレクトロン九州の本格稼働)は「続報記事」にまとめた。

ひとことで言うと(初心者向け)

8月1日は土曜日だったので、熊本の半導体工場から新しいお知らせはありませんでした。でも政府の発表を見ると、来週に工場が動き出すために何が必要なのかが分かりました。それは「水」と「電気」です。断水していた家は、いちばん多いときの約108,100戸から約71,000戸まで減りました。しかもTSMCやソニーの工場がある菊陽町、東京エレクトロンの工場がある大津町は、断水のリストにもう名前が載っていません。一方で総理大臣は「しばらくは電源車(電気を運ぶトラックのような車)で電気を送り続けてください」と指示しました。これは、普通の電線を使った電気の復旧がまだ終わっていない場所があるということです。来週は8月3日に東京エレクトロン九州、8月4日にソニー菊陽、8月5日にルネサス川尻工場が動き出す予定です。ただしTSMCの熊本工場(JASM)は、まだ「完全に元通りになった」とは発表していません。亡くなった方の数については、消防庁の発表では35人のままですが、時事通信は31日夜に36人と報じており、1人分の食い違いがまだ残っています。

構造で言うと(投資家向け)も見る
構造で言うと(投資家向け)

8/1朝時点:断水は最大108,100戸→71,000戸(4県15自治体→1県10自治体)。菊陽町・大津町はリスト不掲載で断水有無は断定不可。官邸は電源車による電力供給維持を指示——系統電力復旧は未完了。来週は8/3 TEL九州・8/4 ソニー菊陽・8/5 ルネサス川尻が再開予定。JASMは第4声明未発表、三菱電機も全面再開時期未定。死者は消防庁35名(前報から変更なし)に対し時事通信は36人と報道し1人差が未確認。激甚災害指定は8/1朝時点で確認できず。詳細な内訳・出典は本文参照。

なぜ半導体工場の再開に「水」が要るのか

半導体工場の洗浄工程は全製造工程の約3割を占め、その洗浄に使うのは水道水ではなく「超純水」という不純物をほぼゼロにした水だ。大規模な工場1棟で1日に数千〜数万トンを消費する(「超純水の仕組みを解説した別稿」を参照)。超純水を作るには地域の上水道から大量の原水を安定して取り込む必要があり、断水はその入り口を断ってしまう。

初心者向け
半導体工場にとっての水は、人間で言えば血液のようなものです。血の流れが止まると体が動けなくなるように、水道が止まって超純水を作れなくなると、洗浄工程が止まり工場全体が動かせなくなります。

このことは今回の熊本地震でもすでに一度、現実になっている。地震翌日の7月29日、ルネサスの川尻工場(熊本市南区)では壁面の漏水によって純水供給が一時停止した。

空調・電力は無事で、クリーンルーム環境自体は維持されたため大事には至らなかった(「前々稿」・日経クロステック・2026年7月29日)。しかしこれは、断水や漏水が生産設備そのものではなく水回りから工場を止めうることを示す実例だ。5日目時点で断水がどこまで戻ったかは、来週予定されている複数の再開日程がそのまま実現するかどうかを左右する前提条件になる。

断水はどこまで戻ったのか

国土交通省の被害状況第14報(8月1日7:00現在・水道欄は同日5:30時点)によれば、断水は最大4県15自治体・約108,100戸だった。そこから1県10自治体・約71,000戸まで減った(国土交通省・2026年8月1日)。自治体別の内訳は次のとおりだ。

  • 熊本市3,200戸
  • 八代市25,269戸
  • 宇土市12,200戸
  • 上天草市7,290戸
  • 宇城市17,000戸
  • 天草市1,100戸
  • 御船町500戸
  • 甲佐町400戸
  • 氷川町3,231戸
  • 芦北町1,000戸

福岡県柳川市・佐賀県太良町・長崎県南島原市・合志市・人吉市はすでに断水が解消し0戸になった。

この一覧でもっとも目を引くのは、半導体拠点が集中する菊陽町・大津町の名前が断水リストそのものに載っていないことだ。菊陽町にはJASM(TSMCが熊本に設けた、他社の設計を受託製造する)とソニーの熊本テクノロジーセンターが、大津町には東京エレクトロン九州の一事業所がある。両町がリストに存在しないことは、断水が発生していないか、すでに完全復旧してリスト自体から外れたことを意味する——ただし国交省報告のみからその区別を断定することはできない。合志市も断水戸数が0になり復旧済みだが、同市の断水ピーク時の最大戸数自体が「不明」とされている点には注意が要る。

半導体業界の「設計と製造の分業構造」は「別稿」で詳しく解説している。

なお、最大断水戸数の約108,100戸は各自治体のピーク値を単純合計した数字であり、全自治体が同時にピークを迎えたわけではない。実際の同時被災世帯数はこれより少なかった可能性がある。それでも残る約71,000戸のうち、八代市(25,269戸)と宇城市(17,000戸)の2市だけで6割近くを占めており、断水の重心はこの2市に残っている。

電気はまだ「電源車」で支えられているのか

首相官邸で7月31日17時20分から開かれた第4回非常災害対策本部会議で、高市総理は「当面の間、電源車による電力供給体制を維持してください」と関係省庁に指示した(首相官邸・2026年7月31日)。「維持してください」という指示そのものが、系統電力(通常の送電網による電力供給)への復旧がまだ完了していない地域が残っていることを示している。

総理は水についても具体的に踏み込んだ。まず「水については、医療・福祉機関や避難所向けの供給が滞ることのないように、自衛隊との連携強化やほかの自治体が保有する給水車の展開などが必要です」と述べた。

そのうえで、「上下水道インフラ自体の復旧を加速するため……全国の上下水道技師の支援を斡旋」する方針も示した。あわせて「ガソリンなど燃料油の供給にも万全を期す必要があります」とも述べている(首相官邸・2026年7月31日)。電源車・給水車・燃料供給という3つの対応が同時に指示されていること自体が、インフラの本復旧にはまだ時間がかかることの裏返しだ。

来週の3つの節目は何か

8月1日朝時点で、半導体各社から新しい発表は確認できなかった——つまり31日夜時点の状況がそのまま最新である。来週には3つの節目が控えている。

  • 東京エレクトロン九州:8月3日から本格生産再開の方針(読売新聞・2026年7月30日)
  • ソニーの熊本テクノロジーセンター(菊陽町):8月4日から段階的な操業再開を予定し、8月中旬には地震前の稼働水準への復旧を見込む(ソニーセミコンダクタソリューションズ公式第2報・2026年7月31日)
  • ルネサスの川尻工場:8月5日から順次生産再開の予定で、再開後約3週間をめどに震災前の生産能力への復帰を目指す(ルネサス公式第3報・2026年7月31日)

錦工場はすでに7月31日朝に震災前の生産能力へ復帰済みである。

一方でJASMは、7月29日20時47分(台湾時間)の第3声明——生産設備の点検・校正作業が継続中で完全復旧は宣言していない——を最後に、更新を出していない。8月1日朝時点でも第4声明は出ていない(Taipei Times・TechNews・2026年7月31日)。三菱電機の合志・菊池両工場も、一部工程での操業再開にとどまり全面再開の時期は未定のままだ(三菱電機公式・2026年7月30日)。来週予定されている3つの再開が、断水の残る自治体や電源車依存が続く地域にどう影響を受けるかは、まだ見通せない。

港湾・鉄道・政府対応はどうなっているか

港では、八代港のコンテナクレーンにレールの変状と油漏れが発生している。港湾運送事業者・クレーンメーカー・港湾建設業者が現地入りして復旧対策を検討中だが、復旧の見通しはまだ示されていない(国土交通省第14報・8月1日5:30時点)。同じ第14報によれば耐震強化岸壁は7月29日未明に20m分が応急復旧済みで、コンテナ岸壁(水深12m・延長200m)は海上保安庁の巡視船・海上自衛隊の支援船を受け入れ給水支援に使われている。つまり「岸壁は使えるが、コンテナの積み下ろし機能そのものは止まったまま」という状態だ。

鉄道では、九州新幹線の熊本駅〜鹿児島中央駅間が運転見合わせを継続している。国交省第14報(7月31日22:30時点)は「今後、見合わせを予定している路線:なし」としているが、これは新たに止まる路線がないという意味であって、復旧の見通しを示すものではない。被害は防音壁の落下損傷など200カ所以上、レール破断2カ所、橋桁のズレ1カ所に及ぶ。在来線もJR鹿児島線の熊本〜八代間、肥薩おれんじ鉄道の八代〜川内間が停止したままだ。

激甚災害指定については、8月1日朝時点でも一次情報での確認ができない。首相官邸・内閣府防災・国交省第14報のいずれにも記載がない(2026年8月1日確認)。

その代わりに政府は7月31日、普通交付税616億円の繰上げ交付を決定した。高市総理は同日の第4回本部会議で「総額616億円の『普通交付税の繰上げ交付』を本日決定する」と述べている(首相官邸・2026年7月31日)。対象となる自治体数や実際の交付日はまだ示されていない。

現地対策本部は7月30日に熊本県庁に設置され、津島副大臣が本部長を務める。非常災害対策本部会議は7月28日19時49分の第1回から数えて、7月31日17時20分の第4回まで開かれている(首相官邸・2026年7月28〜31日)。被害額の推計については、国土交通省第14報(全23ページ)に「被害額」「被害総額」の記載は一切なく、8月1日朝時点でまだ公表されていない。

人的被害の現在地

死者の人数には、政府一次情報と報道の間で食い違いが残っている。消防庁の第26報(8月1日7:00現在)は死者35名とし、「※前報から変更なし」と明記している。内訳は八代市20・宇城市2・嘉島町7・甲佐町1・氷川町4・調査中1である(消防庁・2026年8月1日)。

首相官邸の第4回本部会議(7月31日)でも、高市総理は「災害との関連を調査中の方を含めて、本日15時時点で、35名となりました」と述べた(首相官邸・2026年7月31日)。一方、時事通信は7月31日20時53分配信の記事で死者36人と報じている(時事通信・2026年7月31日)。この1人の差は、8月1日朝時点の一次情報では確認できていない。「災害関連死35名」ではなく、調査中の1名を含めた総数が35名である点にも注意したい。

避難者についても、示された数字の性質が異なる。首相官邸の第4回本部会議で、総理は次のように述べた。「熊本県を中心に約9,200名の方々が避難所に身を寄せておられ、『車中泊』を余儀なくされている方も多数おられると承知をしています」(首相官邸・2026年7月31日)。

一方、内閣府がまとめた被害状況(7月31日7時30分現在)では、避難所399か所・避難者9,637人(最大506か所・9,931人)となっている。約9,200名という総理の発言は避難所ベースの下限値であり、車中泊などの避難所外避難者は含まれていない。避難指示の対象は116,909世帯・246,540人に及ぶ(消防庁第26報・2026年8月1日)。

この記事のまとめ

  • 断水は最大約108,100戸(4県15自治体)から約71,000戸(1県10自治体)へ減少。菊陽町・大津町は断水リストから消え、合志市も復旧、八代市・宇城市が中心に残る(国交省第14報・8月1日)。
  • 首相官邸の非常災害対策本部会議(7月31日)で、高市総理は「当面の間、電源車による電力供給体制を維持」するよう指示した——系統電力の復旧が未完了の地域が残っている証拠である。
  • 来週は8月3日にTEL九州、8月4日にソニー菊陽、8月5日にルネサス川尻の再開が予定されている。ただしJASMは第4声明を出しておらず、三菱電機も全面再開の時期は未定のままだ。
  • 港湾では八代港のコンテナクレーンが復旧対策検討中、九州新幹線 熊本―鹿児島中央間も運転見合わせが続く。激甚災害指定は8月1日朝時点でも確認できず、被害額の推計も未公表のままである。
  • 死者は消防庁第26報の35名(前報から変更なし)に対し、時事通信は31日夜に36人と報道し1人の食い違いが残る。避難者は約9,200名(官邸発言)と9,637人(内閣府集計)の2通りの数字がある。

この記事のまとめ

  • 断水は最大約108,100戸(4県15自治体)から約71,000戸(1県10自治体)まで減った。半導体拠点が集中する菊陽町・大津町は断水リストから消え、合志市も断水が解消したが、残る断水は八代市(25,269戸)・宇城市(17,000戸)に集中している(国土交通省第14報・2026年8月1日)。
  • 首相官邸の第4回非常災害対策本部会議(7月31日)で、高市総理は「当面の間、電源車による電力供給体制を維持してください」と指示した。あわせて給水車の展開・全国の上下水道技師の支援斡旋・燃料油供給の万全も指示しており、系統電力とインフラの本復旧にはまだ時間がかかることを示している。
  • 来週は8月3日にTEL九州、8月4日にソニー菊陽、8月5日にルネサス川尻の再開が予定される。ルネサス錦工場は7月31日朝にすでに震災前の生産能力へ復帰済み。一方でJASMは第4声明を出しておらず、三菱電機も全面再開の時期は未定のままである。
  • 港湾では八代港のコンテナクレーンが復旧対策検討中で、九州新幹線 熊本―新水俣間も運転見合わせが続く。激甚災害指定は8月1日朝時点でも確認できないが、政府は7月31日、普通交付税616億円の繰上げ交付を決定した。被害額の推計も8月1日朝時点でまだ公表されていない(国土交通省第14報・首相官邸・2026年7月31日〜8月1日)。
  • 死者は消防庁第26報で35名(前報から変更なし)だが、時事通信は31日夜に36人と報じており、1人の食い違いが残る。避難者も首相官邸発言の約9,200名(避難所ベースの下限値)と、内閣府集計の避難所399か所・9,637人という2つの数字がある。
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よくある質問(FAQ)

Q.熊本地震5日目、断水はどこまで回復しましたか?+

国土交通省の被害状況第14報(2026年8月1日7:00現在、水道欄は同日5:30時点)によれば、断水は最大4県15自治体・約108,100戸から、1県10自治体・約71,000戸まで減りました。自治体別では八代市25,269戸・宇城市17,000戸・宇土市12,200戸・上天草市7,290戸などが残っており、福岡県柳川市・佐賀県太良町・長崎県南島原市・合志市・人吉市はすでに断水が解消しています。なお約108,100戸という最大値は各自治体のピーク値を単純合計した数字で、全自治体が同時にピークを迎えたわけではありません。

Q.半導体拠点が集中する菊陽町・大津町の断水はどうなっていますか?+

国土交通省第14報の断水自治体一覧に、菊陽町・大津町の名前は載っていません。JASM・ソニーの熊本テクノロジーセンターがある菊陽町、東京エレクトロン九州の事業所がある大津町のいずれも断水リストに存在しないことは、断水が発生していないか、すでに完全復旧してリスト自体から外れたことを意味します。ただし国交省報告だけからその区別を断定することはできません。

Q.電源車による電力供給はいつまで続きますか?+

終了時期は示されていません。首相官邸の第4回非常災害対策本部会議(2026年7月31日17:20開催)で、高市総理は「当面の間、電源車による電力供給体制を維持してください」と関係省庁に指示しました。「維持してください」という指示そのものが、通常の送電網(系統電力)への復旧が完了していない地域が残っていることを示しています。

Q.来週、熊本の半導体各社はいつ再開しますか?+

8月1日朝時点で確認できている来週の節目は3つです。東京エレクトロン九州は8月3日から本格生産再開の方針(読売新聞・2026年7月30日)、ソニーの熊本テクノロジーセンターは8月4日から段階的な操業再開を予定し8月中旬には地震前の稼働水準への復旧を見込む(ソニー公式第2報・2026年7月31日)、ルネサスの川尻工場は8月5日から順次生産再開の予定で再開後約3週間をめどに震災前の生産能力への復帰を目指します(ルネサス公式第3報・2026年7月31日)。一方でJASMは7月29日の第3声明から更新がなく、8月1日朝時点でも第4声明は出ていません。

Q.熊本地震の死者数は35人ですか、36人ですか?+

8月1日朝時点で、政府の一次情報と一部報道の間に1人の食い違いが残っています。消防庁の第26報(8月1日7:00現在)は死者35名とし「※前報から変更なし」と明記しており、首相官邸の第4回本部会議(7月31日)でも高市総理が「本日15時時点で、35名となりました」と述べました。一方、時事通信は7月31日20時53分配信の記事で死者36人と報じています。この差は8月1日朝時点の一次情報では確認できていません。

用語集

ファウンドリ/ foundry
他社が設計した半導体を、受託して製造する工場。代表はTSMC。

参考資料・引用元

  1. 令和8年熊本地震による被害状況等について(第14報)公的機関
    国土交通省(2026-08-01)— 使用箇所: 8/1 7:00現在の一次PDF(水道欄は8/1 5:30時点)。断水は最大4県15自治体・約108,100戸から1県10自治体・約71,000戸へ減少。自治体別内訳=熊本市3,200/八代市25,269/宇土市12,200/上天草市7,290/宇城市17,000/天草市1,100/御船町500/甲佐町400/氷川町3,231/芦北町1,000。柳川市・太良町・南島原市・合志市・人吉市は解消(0)。菊陽町・大津町は断水リストに不掲載(断水なしか解消済みかは断定不可)。合志市の断水ピーク時最大戸数は不明。108,100戸は各自治体ピーク値の単純合計で同時ピークではない。八代港コンテナクレーンはレール変状・油漏れで復旧対策検討中(岸壁は7/29未明に20m分応急復旧済みで海保・海自の給水支援に使用中・岸壁とクレーンは別問題)。九州新幹線熊本―鹿児島中央間は運転見合わせ継続、7/31 22:30時点で「今後見合わせを予定している路線:なし」(追加停止なしの意で復旧見通しではない)。被害額(総額)の記載は全23ページ中ゼロ=未公表
    https://www.mlit.go.jp/common/002014892.pdf
  2. 令和8年熊本地震非常災害対策本部(第4回会議)公的機関
    首相官邸(2026-07-31)— 使用箇所: 7/31 17:20開催の第4回本部会議、高市総理発言の逐語。水=「医療・福祉機関や避難所向けの供給が滞ることのないように、自衛隊との連携強化やほかの自治体が保有する給水車の展開などが必要」「上下水道インフラ自体の復旧を加速するため…全国の上下水道技師の支援を斡旋」。電力=「当面の間、電源車による電力供給体制を維持してください」。燃料=「ガソリンなど燃料油の供給にも万全を期す必要があります」。人的被害=「災害との関連を調査中の方を含めて、本日15時時点で、35名となりました」。避難者=「熊本県を中心に約9,200名の方々が避難所に身を寄せておられ、『車中泊』を余儀なくされている方も多数おられる」(避難所ベースの下限値・車中泊は別途言及のみで内訳数値なし)。あわせて公表された内閣府集計(7/31 7:30現在)では避難所399か所・避難者9,637人(最大506か所・9,931人)。財政=「総額616億円の『普通交付税の繰上げ交付』を本日決定する」(対象団体数・交付日は不明)。現地対策本部は7/30に熊本県庁設置(本部長=津島副大臣)、本部会議は第1回7/28 19:49〜第4回7/31 17:20。激甚災害指定への言及なし(8/1朝時点で未確認)
    https://www.kantei.go.jp/jp/105/actions/202607/31hijoukaigi.html
  3. 令和8年熊本地震について(第26報)公的機関
    消防庁(2026-08-01)— 使用箇所: 8/1 7:00現在の一次PDF。死者35名「※前報から変更なし」(内訳=八代市20・宇城市2・嘉島町7・甲佐町1・氷川町4・調査中1)。避難指示対象=116,909世帯・246,540人。時事通信が31日夜に報じた死者36人は本報では確認できない
    https://www.fdma.go.jp/disaster/info/items/20260728kumamotojishin26.pdf
  4. 熊本地震の死者36人、避難者9,000人超/九州新幹線 熊本―新水俣間は8月中の運行再開困難報道
    時事通信(2026-07-31)— 使用箇所: 31日20:53配信:死者は関連調査中を含め36人に増加、避難者は9,000人超と報道。同日20:25配信の別記事で、九州新幹線の熊本―新水俣間は8月中の運行再開が困難との見通しを報道
    https://www.jiji.com/jc/list?g=soc
  5. ルネサス熊本2工場の被害詳細——川尻は漏水で純水供給を一時停止もクリーンルーム維持報道
    日経クロステック(2026-07-29)— 使用箇所: ルネサス川尻:壁面亀裂・一部漏水で純水供給を一時停止したが、空調・電力は問題なくクリーンルーム環境は維持。錦:天井パネル落下もクリーンルーム維持。両工場とも再開時期未定(29日付)
    https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03703/072900002/
  6. 「令和8年熊本地震」による当社事業活動への影響について(第3報)一次情報
    ルネサス エレクトロニクス(公式)(2026-07-31)— 使用箇所: 公式第3報(31日発表)逐語:錦工場は「7月29日夜より順次生産を再開し、本日朝、震災前の生産能力に復帰」=熊本の半導体拠点で最初に震災前の生産能力への復帰を達成。川尻工場は「8月5日より順次生産を再開する予定」で、再開後「約3週間をめどに」震災前の生産能力(生産着工ベース)への復帰を目指す方針
    https://www.renesas.com/ja/about/newsroom/impact-26-earthquake-kumamoto-3
  7. 令和8年熊本地震の影響について(第2報)一次情報
    ソニーセミコンダクタソリューションズ(公式)(2026-07-31)— 使用箇所: 公式第2報(31日付)逐語:「建屋および設備の安全確認と復旧作業を進めた結果、8月4日(火)より段階的に操業を再開する予定です。なお、8月中旬には地震発生前の稼働水準へ復旧する見込みです。」熊本テクノロジーセンター(菊陽町)が唯一の未再開組だった状態を解消。具体的な被害内容の記述はなし(推測で補わない)
    https://www.sony-semicon.com/ja/info/2026/2026073101.html
  8. 令和8年熊本地震について(第2報)一次情報
    東京エレクトロン(公式)(2026-07-29)— 使用箇所: 安全点検の結果、東京エレクトロン九州の本社(合志)・大津事業所とも建屋や設備に大きな被害なし・週明けからの生産・開発の本格稼働に向けて復旧を進める・業績への影響は軽微と判断(29日付第2報)
    https://www.tel.co.jp/news/disaster/2026/20260729_001.html
  9. 東京エレクトロン九州、8月3日から本格生産再開の方針報道
    読売新聞(Infoseekニュース)(2026-07-30)— 使用箇所: 30日報道:会社コメントとして、東京エレクトロン九州が8月3日から本格生産を再開する方針と伝えられた。合志・大津の両事業所とも建屋・設備に大きな被害はない(公式第2報=telKumamoto2ndの内容を踏まえた続報)
    https://news.infoseek.co.jp/article/yomiuri_20260730_gyt1t00419/
  10. 「令和8年熊本地震」の当社半導体・デバイス事業への影響について(30日付更新)一次情報
    三菱電機(公式)(2026-07-30)— 使用箇所: URLはmitsubishiNotice0729(29日付・操業停止発表)と同一だが、同ページが30日付で更新され部分操業再開を発表したため、29日版と30日版を区別する目的で別IDとして登録。逐語:「設備の点検および立上げ作業を進めており、設備立上げが完了した工程から順次、7月30日午後より操業を再開しております」。合志・菊池の両工場ともクリーンルーム稼働は再開済み
    https://www.mitsubishielectric.co.jp/ja/notice/2026/0729/
  11. JASM recovery timeline still unclear after Kumamoto quake報道
    Taipei Times(2026-07-31)— 使用箇所: 31日付:TSMC子会社JASMは7月31日朝時点で第4声明を出しておらず、7月29日20:47台湾時間の第3声明(生産設備の点検・校正作業継続中)の状態が続く。完全復旧の時期は不透明と報道。JASM菊陽の実測震度は5強(TSMC自社発表)で宇城市/氷川町の震度7とは異なる
    https://www.taipeitimes.com/News/biz/archives/2026/07/31/2003861665
  12. 熊本地震後のTSMC/JASM復旧状況報道
    TechNews(科技新報)(2026-07-30)— 使用箇所: 30日付:JASMは7月29日の第3声明以降、生産設備の点検・校正作業を継続中で完全復旧宣言は出ていないと報道。部分再開と完全復旧は別概念であることを整理
    https://technews.tw/2026/07/30/recovery-status-of-tsmc-jasm-after-the-kumamoto-earthquake

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